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鬼滅の刃 第三弾【刀鍛冶の里】 第9話「霞柱 時任無一郎」

遂に無一郎が壺鬼を成敗します。

悪口合戦も滑稽で面白いですが、やっぱり怒った方が負け!というのがここでもハッキリ表されていましたね。

また、どんなに実力や能力に秀でていたとしても、その驕り/過剰な自己顕示欲/独善性により全てを失う典型を見たようで、壺鬼はなかなかの反面教師でした。

死闘に勝った無一郎はお館様からの言葉を思い出します。
「確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる。」

無一郎は思います。
「お館様の言うとおりだ! 確固たる自分があれば、両の足を力いっぱい踏ん張れる。自分が何者なのか分かれば、迷いや戸惑いや焦燥も消え失せ、振り下ろされる刃から逃れられる鬼はいない。」

成敗するのは鬼だけではないのでは?
自分の内側に巣食うトラウマ/怨み/憎しみ等の私達を侵食して行くあってはならない要素をも暗示しているのではないでしょうか?

痣を発現させながらの限界を超えた戦いにより疲弊した無一郎は泡を吹きながら倒れ込みます。

そこへ鬼の放った化け物によりみぞおちを刺されたはずの“小鉄”が現れます。
なんと懐に入れてあった煉獄杏寿郎の刀の鍔により助かったというのです。
死してなお人を守り続ける煉獄さん!
本物は不滅なんですね。

意識が朦朧とする中、命を落とした父母兄が無一郎を囲みます。
大好きだった父は 「ほら、全てうまくいった!」
あんなに冷たかった兄も 「頑張ったな!」と笑顔で手を握り認めてくれました。
自分以外の誰かの為に命を懸けて戦った無一郎の至誠が報いられた一瞬でした。

 

あなたの無一郎から受けた感動を教えて下さい。
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