夫とのラブミニハブルータ No.3
夕食後のラブティータイム。
いつもの様にカップは1つクッキーは2つ。
ハブルータをしようと思っていたのに、全くどーでも良い事で口論が始まった。
すっかり気分を害した夫は、自分のクッキーを持って席を立った。
への字に曲がった口がどうにも憎たらしい。
さあ、どうしてくれようか?
と思っているうちに夜は更けて行く。
早寝早起き夫は、どうやら寝る支度に入った様子。
賢人の教えに『夫婦喧嘩はその日の内に収めなさい』とあるのが思い出された。
ハグさえすれば収まるのだが、気分が悪くてする気になれない。
そこで名案が思いついた。
そうだ!ハグはするけど悔しいからついでに足を踏んでやれ!
早速夫の元へ行き、両足の甲を思いっきり踏み付けながらハグをした。
すると、夫はいきなりノーマルモードに戻って、「お休み!」と元気良く言ってベッドに潜り込んだ。
それにしても、足を踏んだのは気が付かなかったのか?
ハグは偉大だ!っと思った。